店舗所在地の市役所より
ご依頼で某学童校舎のガラスの入替がありました。
割れにくいガラス 強化ガラスが入っていたのですが
校舎の出入口引き戸のガラスか不透明な為
出入口での衝突事故などを無くし安全性を高めるため
透明にしたいとのご依頼でした。
強化ガラスとは、どんなガラスですか?
通常のガラスに熱処理を加えて、急激に冷却したガラスで、普通のガラスに比べて、約3.5倍~4倍の耐風圧強度を持つガラスです。
見た目は、通常のガラスとまったく同じで、人間の目では見分けることが出来ません。
そして、もうひとつ大きな特徴があります。それは、割れ方の違いです。普通ガラスは下の写真のように、鋭く刃物のように割れるのに対し、強化ガラスは粉々に砕け散ります。
強化ガラスなら、割れた破片で手を切ったりするなど怪我はしませんが、普通ガラスはとても危険です。
市の方からはより安全性を高めるために
この強化ガラスに飛散防止フィルムを貼ってほしいとのご依頼でした
粉々になったガラスで万が一の事故を防ぐための処置です。
このフィルムを貼ることで、たとえガラスが割れても飛び散りを無くし被害を最小限に抑えます。
確かにドアの向こうが見えにくいですよね。
入れ替える 透明の強化ガラスです(飛散防止フィルム貼済)
既存のガラスをサッシ枠から外していきます。
ガラス周りのシリコン材にカッターを入れ切り取っていきます。
シリコン材が切り取れれば サッシからガラスを取り外します。
ガラスとサッシの隙間にバックアップ材を詰めていきます。
ガラスに養生テープを貼 他の部分を汚さないようにして
シリコン材でしあげます。
場面場面で考えたいですね。
今回使用した 強化ガラスは別名が、安全ガラスと呼ばれています。
ガラステーブルやガラステーブルトップなどは、割れたときの安全性のためこの強化ガラスになっているものが多いです。お子さんや、お客様(店舗)の安全を守る意味でも、割れる危険性のある場所には強化ガラスをお勧めします。