｜フェンスや塀の役割
我が家を守る為に、そして敷地の境界を明確にする為に
フェンスや塀が存在します。
我が家を守るためにとは雨や風や飛来物などから
住宅を守る役割
そして、プライバシーや防犯の観点から人や人の
生活を守る役割
など、家の中にいると存在やありがたみを中々感じないものですが
暮らしを守ってくれる存在がフェンスや塀だと言えます。
塀は隙間のない「壁」で構成されますが
フェンスの場合は風を通し、デザインや形状によっては視界も開けます。
視線が多く、騒音やプライバシーを十分確保したい場合は
障壁を構成する塀がおすすめです。
｜フェンスの選び方
立地環境によってどのようなフェンスにするのか様々です
隣地との兼ね合いや、面する道路の幅や人通りや交通量
そして視線がどこから、どれぐらいの角度で入ってくるのかによって
フェンスの高さや、隙間のピッチを考える必要があります。
お隣を家と離れ、人通りもない環境においては
あまり視界を遮るフェンスの形状はマッチしないのかと思います。
一方でお住まいの地域の用途地域を確認し
容積率や建蔽率により隣地と近い距離に建物がある場合は
圧迫感の無い開放的なフェンスを検討するなど
風通しや、日当たり、そしてお隣さんとの”壁”を感じない程度で
どのような形状、デザインにするのか考える事をおすすめします。
視線で考える
アルミパネルを隙間なく並べることで視線をカットします。
密閉されている分、風の抵抗を受けやすいですが
風や明りを通さない分、プライバシー重視の方は安心です。
視線を遮りながらも、斜めに並べられたブレードにより
多少の風や明りを通す事が出来ます。
正面から見ると格子状や隙間があり
多少の目隠しになりますが
斜めからの視線は角度により隙間なく視線を遮ります。
曇りガラスの様に光は通しますが、ハッキリと姿形を認識するまでには至らず
適度にプライバシーは確保できます。
素材で考える
サビや腐食に強いアルミ素材なので耐久性に優れメンテナンスに長けています。
加工のしやすさもあり、直線はもちろん曲線の形や
凹凸を付けた装飾性にも対応できる幅の広さが特徴です。
樹脂製フェンスは本物の木の粉と樹脂を掛け合わせて作られた
人工の樹脂製フェンスです。
本来、日本の塀の歴史は木の塀や樹木の生垣で形成されていましたが
木が腐ったり、剪定の必要があったりなど、定期的で永続的なメンテナンスが必要です。
人工の樹脂製だと水洗いで汚れが落ちるので
問題だったメンテナンス性に優れています。
幅の広い網目なので風通しの良さ
明るく開放感のあるフェンスと言えば定番のスチール製のフェンスです。
網目の特徴を生かしてツタをあえて生育させたり
ハンギングプランターで立体的なガーデニング空間を演出できたりと
一見無機質なフェンスが活用の仕方によって劇的に変化します。
｜効果的なフェンス
前述しましたように
フェンスの高さや素材やデザインは
環境によって、立地によって変える必要があります。
また全て同じフェンスや塀にする必要がない点も
フェンスを決める上で楽しめる要素です。
デザインや素材についての説明をしましたが
フェンスは高さも重要になってきます。
地面から180cm～200cmの高さにフェンスの上の部分があれば
視線はある程度遮る事は可能です。
｜フェンス以外にも幅広い選択肢
プライバシーはしっかり確保して視線を感じたくない
でも要塞の様にガチガチに壁を作るのは嫌だ。。。
と言う悩みや希望を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
あまり視線をシャットアウトしてしまうと防犯上マイナスになる点を言われる方もいます。
また、あまり視線ばかりを重視してしますとお隣さんとの関係もあり
突然高いフェンスがそそり立つのも心象が良くありません。
そんな時にも対応できるよう幅広い商品とアイデアがあります。
プラスG
専門用語で「ゾーニング」と言う建築用語があります。
スペースに意味や役割を与える事で
リビングやダイニングのスペースの明確化
お庭やエントランスであれば、回廊や駐車スペースなどの明確化
その明確化を立体的にそしてデザイン的に表す「プラスG」と言う商品があります。
フレームを基本として屋根やスクリーンなど空間演出を深く追求し
洗練された自由度の高いアイテムで構成されています。
スタイルシェード
日本に古くからある日よけ、すだれや葦簀（よしず）は劣化や腐食しますが
現代のすだれや葦簀と言える「スタイルシェード」は耐久性にすぐれ
太陽の日差しや紫外線だけでなく人の視線もシャットアウトしてくれます。
圧迫感もなく、風も明りも室内に届けてくれるので優しい雰囲気になります。
外付ブラインドEB
熱と風と光と視線を簡単に、そして外でコントロールする
外付けのブラインドです。
リモコンで上げ下げもスラットの角度の調節も簡単に行えます。
オプションで風の強さや明るさを感知し自動でブラインドが可動するタイプもあります。
視線やプライバシーを強固にすればするほど、閉鎖された空間になります。
一方で開放的な空間にすればするほどガードが緩くなり視線やプライバシーが確保できません。
立地やライフスタイル、デザインに合わせ
フェンスという選択肢とフェンス以外の選択肢も幅広く備え
十人十色の暮らしに最適なご提案をします。
ご相談から現地調査、お見積りまで無料で対応しています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
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