今回は家の顔番外編
前面道路と敷地を繋ぐ部分の
コンクリート洗い出し作業をお伝えします
コンクリートは強いイメージがありますが膨張や伸縮、乾燥や振動など小さな傷や割れが生じます、そして固いからこそ、割れた部分がそのままになると「ヒビ割れ」など、意外と繊細な一面もあります。
ヒビ割れ部分から草が生えたり、割れによりコンクリートが剥がれたりと、見た目にもよくありません。
そこで
伸縮目地
と言うコンクリートを一枚の面にするのではなく
文字通り目地を設ける事でコンクリートを何枚かに分け、分散させ強度を増します。
またコンクリートの中に金網を巡らせ割れを防止しています。
コンクリートを流し込み、綺麗に整えます。
コンクリート流し込みの翌日
洗い出し
と言って完全に固まる前のコンクリートに対し高圧洗浄を行い
コンクリートの中に含ませる砂利や小石を露出させます。
コンクリート洗い出しは
ツルツルのコンクリートでは、滑るリスクが高まります
敢えてザラザラや小さな凹凸を出すことで
滑りや転倒防止の役割も担います。
また、砂利や小石を魅せると言う側面もあり
デザイン性も担っています。
コンクリート洗い出しの技法は職人の腕も問われます。
露出した小石や砂利が剥がれる事もあり
耐久性を増すには
コンクリートの配合や、洗い出しにかかるまでの時間
天候やタイミングなど、長年の経験に裏付けされた技術が必要となります。
和のテイストにも洋のテイストにも会いますし
駐車場などでは車のタイヤ痕なども目立たなくなります。
耐久性やデザイン性など様々な用途があるコンクリート洗い出し
是非お勧めします。
洗い出し完了