災害時の車中泊避難
地震や大雨など毎年どこかで大きな災害のニュースを耳にします。
九州では近年大雨による甚大な被害が繰り返されています。
2022年6月から、最近の大雨の原因とも言われる
「線状降水帯」の予測が始まりました。
地球温暖化による海水面の温度上昇により
線状降水帯の発生頻度が増え、そして被害も大きいことから
予測が始まったようです。
しかし予測は半日前で、エリアも九州北部や南部など大きな範囲で予測され
ピンポイントでの予測が出来るまでには、未だ至っていないようです。
先日、九州全体も梅雨入りが宣言されました。
これから夏にかけて大雨のリスクが高まります。
大丈夫だろうと言う過信を止め
線状降水帯の予測や避難警報が発令された場合は
適切な行動と早めの避難を心がけましょう。
また災害は大雨だけではありません。
日向市、延岡市など宮崎県北部は日向灘における
南海トラフ地震のリスクも存在しています。
今後30年以内に大きな地震が起こる確率が80%と予想しました。
これは不安を煽る情報ではなく
普段から地震に対する備えと準備を
行うことが必要と言うメッセージになります。
災害に対する対策や備えとしては
「防災」と「減災」と言うキーワードが
人命を守るカギになります。
防災とは災害を防ぎ対抗する備えのことを指します。
減災とは災害時に発生する被害を最小限に抑え被害を減らす備えです。
避難経路や近隣の方との連携も減災に含まれます。
どちらも災害が「起こるもの」と過程されています。
過去、被災された方の行動や知恵を学ぶことで
今後、少しでも被害を拡大しない取組みも必要です。
実際に災害に直面した際、災害当日だけのことではなく
その後の生活や復旧の時間も合わせたイメージを持つ必要があります。
2016年震度7を記録した熊本地震では
避難先に車中泊を経験した方は74.5%にのぼります。
車中泊を選んだ理由としては
◆余震が怖くて避難所や自宅に避難したくなかった
◆避難所が満員だった
◆空き巣が心配だった
◆高齢者、幼児がいたため
◆ペットがいるから
◆自宅は無事だが寝る時だけ車中泊
車中泊で夜を過ごし、昼間は仕事に行かれる方も多かったようです。
また新型コロナウイルスの感染症を経験した影響から
避難所へ行くと言う選択を持たない人も以前より増えるのではないかと考えられ
安全が確保できる状態なら車中泊を避難先にするケースが
スタンダードになるかもしれません。
|車中泊の注意点
いっぽうで車中泊による問題も露呈したようです。
車内の限られたスペースの中では移動も行動も制限されるため
「エコノミークラス症候群」を発症し死亡したケースも報告されています。
ワンボックスカーなど車内が広く、シートもフラットにできる車種の場合
足を伸ばして横になることもできますが
セダンタイプの車種になると足をまっすぐ延ばす事も出来ません。
アウトドア慣れしている車中泊ユーザーは
マットを車内に敷いて、フラットで安定した床面を作ります。
本格的なマットが無い場合は、タオルや服をビニール袋や圧縮袋の中に詰め
簡易クッションを作り、隙間や凹凸を埋める際に利用すると過ごしやすい環境になります。
また、季節によっては熱中症や低体温症のリスクも高まります。
災害発生時おそらく着の身着のまま避難をすることが予想されます。
時間帯にもよりますがパジャマで避難することもゼロではありません。
冬場は防寒着など備えが十分ではない場合にも備え
季節に合わせ、車内に防寒やタオルなど準備しておくこともおすすめです。
夏場や冬場に車のエアコンを常時稼働させておくことも
ずっと窓を開けておくことも難しいと思います。
車は住宅ほど断熱性能は備わっていないので
季節や地域によっては寒暖差が大きくリスクが生じます。
地震時の車中泊は余震が続く場合、周りに倒壊の恐れがある建物が無いスペースや
水害時は河川から離れた高台など水没の恐れが無い場所など
ケースによって様々な駐車スペースを想定しておくべきです。
シミュレーションとして一度車中泊を体験しておくのもお薦めです。
|カーポート下の車中泊は快適度が高い
基本的に車は断熱性能が高くない為
エアコンを付けてない場合
夏の日差しと気温で車内は高温になり
冬場は外気温と変わらない車内温度になります。
熱伝導率が高い素材で車は出来ている為
夏暑く、冬寒い空間になります。
屋根もあり壁もあり床もある車内ですが
居住用に設計されている訳ではなく断熱性能は望めません。
カーポートがあると
夏の厳しい日差しをカットし車内温度の上昇を抑え
放射冷却も防ぐことができるので
冬場は車内の温度が下がりにくくなります。
狭い車内の中で、一日中過ごすのは体にも精神的にも良くありません。
アウトドア慣れした方であればカーポートをタープ代わりに活用し
テントを設営することも出来ます。
被災時、自宅内では過ごしにくい、かといって避難所にも行きづらい場合
敷地内で安全が確認できればカーポートに守られた車中泊は
暑さ寒さと日差しから守ってくれます。
|カーポートの屋根の素材いろいろ
◎アルミ
直射日光を防ぎ、直線的でシャープな印象
シンプルなフォルムで雨樋は内蔵型
◎スチール折板
ガルバリウム鋼板で耐久性に優れている
無骨で強度が高く日差しも通しません
◎ポリカーボネート
ガラスの200倍の強度
紫外線をほぼ100%カット
◎熱線吸収ポリカーボネート板
熱線吸収型
ポリカーボネートの上位モデル
◎熱線遮断FRP板DRタイプ
熱線遮断型
車内温度の上昇を軽減、省エネに寄与
注意
カーポート自体は災害時の避難先を想定して作られている訳ではありません。
また、車中泊を推奨するものではなく
車中泊時の熱中症や低体温症など
車内温度のリスク軽減の方法として
カーポートのご案内をしております。
食事などの物資が整う避難所などを活用し
体調面とストレス緩和のバランスを考えた行動を推奨します。
エクステリア・プロ日向店は
カーポートの施工に強い!!
当店では色んな種類のカーポートの設置工事をおこなっています。
屋根材だけでなく、屋外ライトや棚を設置したりと
趣味や用途に合わせカスタマイズできます。
カーポートとセットで外構工事も行うことができるのは
エクステリア・プロ日向店の強みです。
玄関までのアプローチから緑化や最近人気のロックガーデンまで
趣味や趣向に合わせた外構プランをご提案いたします。
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日向市を中心に延岡市、最近では宮崎市からのお問い合わせもお陰様で増えてきており
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創業はサッシ業から成り立っているので
お庭の事、エクステリアだけでなく、住宅リフォームももちろん対応可能です。
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