|ロックガーデンとは
ゴロゴロゴツゴツした石(ストーン)と
多肉植物を組み合わせたロックガーデンが最近人気となっています。
ロックガーデンとは別名ドライガーデンとも呼ばれます。
そこから細かく分類していくと
カリフォルニアスタイル
アリゾナスタイル
ハワイ風のトロピカルスタイル
など、幅広く色んな形が自由に展開されています。
人気の秘密は
シンプルでモダンな空間としておしゃれな空間を演出してくれますし
ドライガーデンと言う名の通り
乾燥地帯を原産とする多肉植物や乾燥に強い植物だと
あまりガーデニングの知識や経験がなくともメンテナンスや
水やりなどが難しくない点も人気の点です。
費用をかけて豪華なグリーンを植えても
土壌改良や肥料などの知識が必要なケースもあり
お花も多年草や一年草など好きなお花だとしても
来年は植え替えが必要なグリーンも存在します。
育成の難しさと時間的コストを消費する現実を考えると
ロックガーデンが人気なのも頷けます。
南国風の高級リゾートホテルなどのエントランスや回廊などに
石や植物を配置したロックガーデンでゲストを迎えています。
◆石と日本人と住空間の関連性◆
ロックガーデンと言えば洋風をイメージする人も多いかと思いますが
実は和風にもマッチします。
純和風の住宅の玄関先や庭先に
ソテツなどが植えられているお宅を見たことはありませんか?
ロックガーデンでも人気の高いユッカやアガベなども
和風住宅の玄関先で花を咲かせている風景を見ます。
和風の代表ともいえる空間である
お寺や神社などにも植えられている所をちらほら見たこともあります。
ソテツは基本的には南国の植物で
日本では自生している北限は串間市の都井岬とのことです。
江戸時代以前より書物でもソテツの事が記載されていたりと
古来から和風の住宅にもマッチする事が分かります。
もちろんロックガーデンに人気の植物は洋風の住宅にはより相性が良く
建物との調和も取れますがロックガーデンとは
日本に古来からある身近な空間だと再認識するきっかけになれば幸いです。
世界遺産、京都の龍安寺の石庭が有名ですが
石を巧みに配置し壮大な世界と思想を表現されており
日本人の暮らしや住まいには木だけでなく石との関係も非常に密接だったと考えられます。
◆汎用性が高いロックガーデン◆
ロックガーデンにはガチガチの定義やルールは存在せず
乾燥地帯の石や植物を基本とした配置することで成立します。
お庭やエントランスを思い思いに彩る事ができます。
小さなスペースでもロックガーデンは成り立ちますし
石を使う事で境界線としてロックガーデンは活用できます。
土と植物とコンクリートの緩衝材として石が大いに役立ちます。
汎用性の高さは石や植物の色が多彩でカラフルと言う点も関連しているかもしれません。
石もホワイトからブラックまで幅広く活用できます。
植物も純然たる緑から赤茶けたアガベ、幹の複数からなるカラーまでも
ここでもルールや決まりが無い点も大きなメリットとなります。
多彩なカラーと形の構成は様々な素材との相性もよく
アルミなどの人工物も違和感なく融合します。
こちらは屋外空間に間取りと言う概念を形成させる
「プラスG」と言うアルミフレームの商品を玄関前のアプローチに設置
玄関までのアプローチをルーバーを建てたことで
3次元の立体的なアプローチを形成させています
ここでもアルミやルーバーの素材やカラーと上手く
ロックガーデンの石や植物が違和感なく共存ち調和しています。
ちなみにこのルーバーですが
正面からと斜めから見るのでは表情を上手く変える仕掛けがあり
屋外の間仕切りとしての役目や、見た目の装飾だけの意味だけに存在している訳でなく
斜めから見た際に視線をシャットアウトする為
防犯とプライバシーを上手く守ってくる役目も担ってくれます。
斜めからみたプラスGはコチラ
斜めから見ると、縦格子のルーバーの連続が重なり合い隙間を埋める面となり
視線を遮ってくれるプライバシーを守る形に変化を遂げます。
ロックガーデンの植物は地植えであまり高さが無いモノが多く
高さがあっても視界を遮る程、密度は高くないので
このような目隠しやプラスGのような縦格子は一つのアイデアとしておすすめです。
エクステリア・プロ日向店も
会社として意欲的にロックガーデンに取り組んでおり
おしゃれなお庭やエクステリアデザインにおいても
ロックガーデンをおすすめしています。
先日のブログでもご紹介させて頂いた
宮崎での外構工事にもロックガーデンをポイントとしています。
工事前に既にデザインや配置などはプランの時に決定しています。
ある程度の外構工事が進んだ状態でグリーンと石を用意し
職人さんがバランスを整えながら作り込んでいきます。
ロックガーデンの良さは見た目もメンテナンス性も自由度が高いとは言え
もちろんバランスや距離感や高さ、そして奥行などある程度の計算や法則は必要となります。
こちらの現場ではライティング、照明計画もお手伝いさせて頂きました。
昼間とはまた違った趣と表情となり
家の中からお庭を眺める風流な時間を過ごせます。
#おうち時間が増えた事でお庭に出る機会
お庭に触れる機会
お庭を愛でる機会が増えてきました。
リクシルなどの住宅設備メーカーも積極的に
お庭やエクステリア、外構の商品の開発や提案を拡げています。
室内だけでなく屋外空間となるエクステリアの楽しみ方
おしゃれでかっこいいエクステリアの充実を図る方が増えています。
外構工事となる玄関や駐車場、カーポートの工事と
それにデザインや遊びのエッセンスを追加した提案を
エクステリア・プロ日向店は行います。
気軽に焼けるピザ窯もショップに置いています。
お気軽にご相談ください。
その他、住宅お役立ち情報
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