雨、風、紫外線から愛車を守る方法
車はほとんどの時間を屋外で過ごします。
雨、風、紫外線だけでなく鳥の糞、場所によっては塩害、猫に乗られたり
屋外と言う過酷な環境で毎日を過ごしていることになりますが
空からだけでなく、土や泥による劣化も起こります。
駐車スペースが土の状態だと雨の日は水たまりが泥がはね
草や泥が付いたままの車を放置するともちろん劣化の原因になります。
車は鋼板やアルミ、カーボンと言った素材やガラスやゴムなど様々な素材で構成されており
もちろん素材によって差異はありますが、どれも劣化をする素材で構成されています。
劣化スピードは外的要因により進行スピードも変わって来ます。
サビや塗装が剥がれたり、ガラスの落ちにくい染み、タイヤもゴムのひび割れなど
箇所によっては故障の原因や重大な事故を引き起こす原因にもなりかねません。
最近はセルフのガソリンスタンドを利用される方が多い傾向で
チェックをしてくれるプロがタイヤを見る機会が減り、タイヤのパンク件数が増えているようです。
知らない間にタイヤの空気圧が減っていたり、タイヤの溝に石ころが挟まっていたり
タイヤのゴムが雨や紫外線で劣化が起こっていたりと
メンテナンスとチェック、それと対策がされていれば防げるはずです。
| 車の劣化や被害の原因
複数の素材で構成される車ですが
どの素材も共通する劣化を早める要因は
雨（水）や紫外線、そして大きなダメージの原因を招く強風も愛車の天敵と言えます。
風速25m/秒で屋根の瓦が飛ぶと言われています。
宮崎県では日南市で2007年に55.9m/秒を計測した記録があり
延岡市でも1999年に51.9m/秒を記録するなど風による被害は身近に存在する事が分かります。
台風下ではあらゆるものが飛来する恐れがあり、小さな小枝や石や砂なども
突風に乗って飛んでくるとかなりの衝撃を生じる危険物に変わり傷や損傷の原因になります。
| 愛車を守る「カーポート」と「土間コンクリート」
もちろん屋内に駐車できるガレージが出来れば愛車を様々な要因から守る事ができますが
費用も掛かり、スペースの確保が必要で大がかりな工事になります。
愛車を守る屋根となるカーポート、そして泥はねから愛車を守る土間コンクリートの
2つの対策で十分愛車を守る事ができます。
カーポートは柱で屋根を支える構造の為
しっかりと土台を組む必要があり、施工技術も求められます。
この施工技術の中に更に「おさまり」と言う既にある環境に違和感なく
そして住宅やフェンス、そして敷地内に無理なく設置させるテクニックと配慮が必要です。
また前述したようにカーポートを設置するだけでなく地面をコンクリートにする事で
始めて愛車を守る空間が生まれると言っても過言ではありません。
単にコンクリートを平らでキレイに左官するだけでは完成とは言えず
勾配で角度を付け、目地を敷き雨や水を留めず流れる通りを設けることも必要です。
最近ではホームセンターや大型のショッピングセンターでも
「カーポート」が販売されていたり、ネット通販などでも購入する事が可能ですが
モノだけを買っても、設置する技術やテクニックそれと配慮がなければ
カーポート自体が台風で飛ばされたり倒れたり、腐食など錆びの原因を起こしたり
買って品物が届いても、自宅の駐車スペースに思った通り設置が出来ないケースや
コンクリートにヒビが入ったり、カビが生えたりなど
様々な問題が生じるリスクがあります。
| 心強いカーポート「カーポートSW」
LIXILの「カーポートSW」は住宅との調和、それと強風を意識して造られた
「最強のカーポート」
と呼ばれています。
風速46m/秒相当の耐風圧強度を設定しており、これは業界最高水準の強度を誇ります。
周りに遮る障害物が無い立地の場合は強風が勢いを増した状態となり
強風の影響を受けやすくなると言われています。
特に日向市や延岡市は日向灘から発達した強風を受ける場合と
祖母山、国見岳を擁する九州山地からのおろしの影響もあり
日向市は海風、延岡地方周辺は特に海風と山風と
両方から突風が吹きやすい地形とも言われています。
台風クラスの強風下では、自宅の物が飛んでいくだけでなく
自宅に物が飛んでくるリスクもある為、車を守る対策も大切です。
地震などの災害時に自宅が被害を負った際
自宅で生活が出来ない場合は自家用車を避難先にする方も多く
先の熊本地震の際は多くの方が車内で一夜を過ごしたと聞きました。
今年1月の日向灘沖の地震時も気温が低かった事もあり
車の中に避難された方もいたのではないでしょうか。
カーポートSWの強さの秘密は屋根の無骨さを象徴する
ガルバリウム鋼板と言う住宅の屋根や外壁にも採用される素材になります。
遮熱性、遮光性があるガルバリウム鋼板は強いだけでなく
愛車を熱や紫外線から守ってくれる心強いカーポートです。
| あまり知られていないカーポートの活躍
屋根付きのカーポートは放射冷却対策にもなり、車のガラスの凍結も防ぎます。
宮崎でも冬場は特に朝の冷え込みが厳しく
昨年末は氷点下を記録し車のフロントガラスの凍結の影響で
朝一番は車がなかなか出発できない経験をした方も多かったのではないでしょうか。
その現象となる放射冷却は夜間、冷やされた地中の冷気が夜明けと共に
宇宙に向かって放射される現象を言います。
屋根があれば屋根が結露を起こし凍結（霜）を担う事になるので
車のフロントガラスの凍結も防げると言う仕組みです。
もちろん暑い夏場は日差しをカットするので夏の日差しから車内の温度上昇を防ぎ
冬の寒い日には車内温度をあまり下げず凍結を防ぐ
カーポートの隠れた性能をご存じの方はあまり多くなく
この点もカーポートを付けてみて分かるメリットとも言えます。
車だって高い温度や低い温度の影響を受けます。
結露は水分なので汚れや劣化の影響を及ぼします。
カーポートの役割、性能は実はいくつもあり知られていないメリットが沢山あります。
車も資産として考えれば、カーポートはその資産を守ってくれる心強い存在です。
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