今年も九州を襲った線状降水帯
8月上旬、九州各地を記録的な大雨が襲いました。
原因は、近年毎年のように発生している「線状降水帯」。
幅の狭い雨雲が列を成して同じ場所に流れ込み
猛烈な雨を長時間降らせる現象です。
宮崎県内では都城市やえびの市など南部で被害が出た一方
日向市や延岡市など北部は大きな被害を免れました。
しかし九州全体では、その被害は甚大でした。
大分県や福岡県では河川の氾濫や浸水
熊本県や鹿児島県では土砂災害や浸水により死傷者も発生。
九州自動車道は通行止めが相次ぎ
JR九州の在来線や新幹線も運休するなど
交通・物流は大きく混乱しました。
経済や日常生活への影響は計り知れず
被害の有無にかかわらず九州に住む私たち全員が
危機意識を持つべき出来事となりました。
被害を目の当たりにした今こそ
防災・減災の準備を進める時です。
昨年2024年10月 ― 日向・延岡を直撃した線状降水帯の記憶
忘れがたいのが、2024年10月の大雨の災害です。
21〜23日にかけて宮崎県北部で線状降水帯が発生し
日向市・延岡市の広い範囲で
非常に激しい雨が長時間続きました。
短時間で猛烈な雨が降り
24時間で400mm前後に達した観測点も。
市街地や海沿いだけでなく、山間部の集落や
通学路でも被害が相次ぎ、地域の生活を直撃しました。
【浸水】
住宅・店舗の床上/床下浸水、駐車場・車両の冠水
【土砂災害】
斜面の表層崩壊や土石流により道路が寸断
住宅周辺の法面が崩れたケースも。
【交通・ライフライン】
主要道路の通行止め、公共交通の運休
地域によっては停電・断水。
【暮らしへの影響】
通勤・通学の断念、学校の休校、介護や通院の計画見直し
廃棄物の大量発生と後片づけの長期化。
当時を振り返ると、多くのご家庭・事業所で
「弱点」が浮き彫りになりました。
1.開口部からの侵水
玄関・窓・勝手口・シャッター隙間から吹き込みや逆流。
2.排水能力の限界
雨樋・集水桝の詰まり、庭・アプローチの排水不良。
3.低い開口のリスク
玄関やガレージ入口など“低い開口”からの逆流。
店舗や事業所では止水板の有無で被害差が顕著。
4.敷地形状と法面
庭土の流出、敷地高低差による水の通り道が
そのまま“被害の通り道”に。
自然災害は毎年、同じ場所を狙い撃ちしません。
災害級の大雨は被害をゼロにするのは難しくても
“被害の幅を小さくする”ことはできる
という減災の考え方を私たちに強く教えてくれました。
2025年の九州各地の被害報道を見て
あの日の記憶がよみがえった方も多いはず。
だからこそ、平常時に住まいのメンテナンスとチェック
そしてリフォームで弱点を埋めることが重要です。
災害は重なって起こる——“全部は防げない”を前提に
線状降水帯、続く猛暑、夏の台風、突然くる地震。
被害は同時に・連鎖して起きることがあります
大雨によって停電や断水が起こる事があります。
そこに猛暑が重なると、冷房や冷蔵庫、トイレやシャワーが
同時に使えないことも想定されます。
危険な暑さの中では熱中症のリスクがあるので
そうなった場合、車のエアコンを稼働させ
車内に避難することも想定されます。
しかし直射日光を浴びる車はなかなか車内が冷えません。
カーポートにより日射と熱射を防げれば
車内のエアコン効率もグンと高まります。
「被害を“ゼロ”に」は現実的ではありません。
けれど、“小さく・短く”はできます。
日常の中で少しずつ——それが最も強い備えです。
日向・延岡で必要な「災害に強い住まい」の考え方
先日の線状降水帯では幸い日向市や延岡市は
大きな被害はありませんでしたが
それは偶然かもしれません。
災害は毎回、同じ場所を狙うわけではなく
場所を変えてやってきます。
だからこそ、日常の中でできることを
少しずつ増やすことが大切です。
豪雨の水を完全に止めるのは難しくても
「庭や玄関まわりを片づけて水の通り道をつくる」
「濡れると困る物は床から離す」など
被害を“浅く”する工夫はできます。
台風なら、外に出しっぱなしの植木鉢や
物置まわりを整えるだけでも
飛来物による被害は減らせます。
猛暑の日は、我慢せず早めに部屋を冷やすことが
命を守る行動になります。
今回は被害がなかったからこそ、次に備えるチャンスです。
災害は止められませんが、被害を小さくして
早く日常に戻ることはできます。
そのための工夫を、今から始めましょう。
家庭と事業所、それぞれに必要な備え
日向や延岡で暮らす私たちは
昨年の被害を知っているからこそ
「今年はどう守るか」を考える必要があります。
【家庭の場合】
大雨や台風の時に一番不安なのは、家族の安全です。
まずは避難先や連絡方法を決めておきましょう。
もし外に出られない場合に備えて、食料や水の確保
懐中電灯をすぐ取り出せる場所に
まとめておくことも欠かせません。
猛暑が続く夏は、熱中症対策も重要です。
寝室やリビングなど長く過ごす部屋を
優先的に涼しく保つことで、体の負担を減らせます。
【店舗や事業所の場合】
お店や会社では、人命と従業員
そしてお客様の安全が第一です。
そのうえで、資産や設備、在庫を守る方法を考えましょう。
大雨の時には商品や機材を高い場所へ移す
停電時に備えて重要データをクラウドに保存しておくなど
日常の中でできる対策があります。
営業が止まってしまった場合でも
できるだけ早く再開できる手順を決めておくことが
事業を継続する力になります。
店舗や職場、工場への浸水を防ぐには
止水板が効果的です。
【共通すること】
家庭も職場も、災害が起きてから
慌てて対策するのでは遅いということです。
被害を小さくするための準備を日常の中に組み込むことが
いざという時の強さにつながります。
エクステリア・プロ日向店ができること
防災や減災、高温対策は「やらなきゃ」と思っても
何から始めればいいのか迷う方が多いはずです。
私たちエクステリア・プロ日向店は
その最初の一歩からお手伝いします。
私たちの強みは、創業以来の豊富な施工経験と
地元で培った実績です。
日向市や延岡市の気候や地形を知り尽くしているからこそ
その地域に合った現実的な提案ができます。
また、LIXILとの直接取引による高品質な商品と
資格を持つスタッフによる自社施工で
工事の品質も安心です。
ショールームには、実際に見て触れられる
リフォーム商品を展示しています。
窓やドア、シャッターといった防災向けの商品や
高断熱の窓・ドアなど、省エネや
快適性を高める設備も体感可能です。
「カタログだけでは分からない」サイズ感や
操作感を確認しながら選べます。
さらに、国や自治体の補助金制度も積極的にご案内します。
住宅省エネ2025キャンペーンや自治体独自の支援制度など
賢く活用すれば費用の負担を大きく減らすことができます。
補助金の対象工事や申請手続きについても
スタッフが丁寧にサポートします。
また、定期的に超お得なキャンペーンも開催中。
フリーペーパーやホームページの最新情報を
欠かさずチェックしていると良い事あります。
「どこから手をつければいいか分からない」
という方こそまずはご相談ください。
現状を一緒に確認し、優先度の高い箇所から
無理なく進められる計画をご提案します。
被害を小さくし、安心して暮らせる住まいづくりを
地域の皆さまとともに進めていきます。
まずは住まいや職場の“弱点チェック”から。
お気軽に当店までご相談ください。
小さな一歩が、大きな安心につながります。
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