2025年1月13日夜、日向灘を震源とする
マグニチュード6.6の地震が発生し
宮崎市や高鍋町、新富町では震度5弱を観測しました。
津波注意報が発表される中
大規模な被害は報告されませんでしたが
この出来事は南海トラフ巨大地震のリスクが
現実のものであることを再認識させます。
2日後の15日の深夜にも余震と思われる
マグニチュード5.4と推定される地震が発生しました。
南海トラフ巨大地震が30年以内に発生する確率は
70~80%とされており、地震対策の重要性が
一層高まっています。
今回は、日向市や延岡市にお住まいの皆様に向けて
住宅の地震対策や災害対策を兼ねたリフォームについて
リフォーム会社の視点で提案します。
耐震補強の必要性
宮崎県の沿岸地域は、地震の揺れや
津波の影響を受けやすい地域です。
特に築年数の経った住宅では耐震性能が
不十分な場合が多く、大規模地震に
耐えられない可能性があります。
耐震基準について
日本では、地震災害から建物を守るために
建築基準法に基づいて耐震基準が設定されています。
この基準は、大きな地震が発生するたびに見直され
現在に至っています。
「旧耐震基準」「新耐震基準」「現行の耐震基準」
の違いをわかりやすく解説します。
【旧耐震基準(昭和56年5月以前)】
▶概要
・昭和25年(1950年)に制定
・地震時の安全性があまり重視されていない
▶地震に対する考え方
・震度5程度の地震に耐えられるように設計
・「建物が地震で倒壊しないこと」よりも
建物の機能を維持することに重きが置かれていました。
▶問題点
震度6強以上では倒壊のリスクが非常に高い。
建物の壁量や配置バランスなどが
現在の基準から見ると不十分。
▶対象建物
・昭和56年5月以前に建築された住宅や建物
【新耐震基準(昭和56年6月以降~平成12年)】
▶概要
・昭和56年(1981年)の建築基準法改正によって導入
・阪神淡路大震災(1995年)以前の建物は
この基準に基づいています
▶地震に対する考え方
・震度6強の地震で倒壊しないことを目指した設計
・建物の壁量や配置バランスの見直しが行われました。
▶問題点
耐震性能は強化されたが当時は法的な拘束力が
不十分であったため基準に満たない建物も存在。
▶対象建物
・昭和56年6月から平成12年(2000年)以前に
建築された住宅
【現行の耐震基準(平成12年以降)】
▶概要
・平成12年(2000年)の建築基準法改正で導入された基準。
・地震の被害をさらに軽減するために
壁の配置バランスや基礎の強度
建築材の品質などが厳格化。
▶地震に対する考え方
・震度6強~震度7の地震でも倒壊しないことを目指す設計
・指定された「接合金物」や「耐震パネル」を使い
建物全体の耐震性を向上。
▶特徴
壁の配置バランスを整え建物全体で
地震のエネルギーを分散。
法改正後は、より細かい基準が追加され
耐震性能が高い建物が増加。
▶対象建物
平成12年(2000年)以降に建築された住宅や建物。
耐震基準のを変遷知ることで
より安全で安心な住まいづくりを目指しましょう。
ご自宅の築年数や耐震性能を調べ
現行の耐震基準に準じていない場合は
直ぐにご相談下さい。
〇地震対策
建物の耐震性を確認しましょう。
必要に応じて補強工事を提案します。
補強には、基礎の補強、壁の耐震パネル設置
屋根材の強化など、様々な選択肢があります。
家具や棚など揺れによる倒れてきます。
造作家具やウォークインクローゼットなど
倒れる心配のない収納なら揺れにも安心です。
棚や家具の転倒によるケガや
避難経路が塞がれるリスクを減らしましょう。
〇津波対策:避難ルートと高台避難
沿岸部では津波による被害も懸念されます。
津波発生時に迅速に避難できるよう
敷地内に避難スペースを設けたり
すぐ取り出せる場所に
防災グッズを備えることをおすすめします。
また、家族全員が安全に避難できるルートを
事前に確認しておくことも重要です。
〇災害時のライフライン確保
地震による停電や断水などの
ライフラインの寸断に備えるため
住宅に非常時対応機能を持たせることが求められます。
太陽光発電や蓄電池の導入や断水時でも
使用可能な貯水タンクの設置、非常用発電機を活用した
設備の導入は災害時でも安心です。
さらに、省エネ住宅としての機能を持たせることで
日常生活でも光熱費削減に貢献します。
住宅の断熱性能を上げておけば
気温が低い冬場の停電時や余震が心配で
灯油ストーブの転倒が危険な場合でも
外気の影響を受けにくい環境が確保できます。
更に、避難先で長い時間家を空ける事になった場合
空き巣の心配も生じます。
日頃の防犯対策としても心強いシャッターが備えてあると
有事の際も日常でも安心です。
〇災害用備蓄スペースの確保
非常食や飲料水、衛生用品などの備蓄品を
収納するスペースを確保することも大切です。
既存の収納を活用し、防災グッズ専用スペースを
設けるリフォームが可能です。
防災用品をすぐに取り出せるよう
玄関や廊下近くに収納スペースを
新設するプランをご提案します。
住宅の損壊が激しいことも想定し
敷地内のスペースにしっかりと設置工事を行う
物置を設置すると防災グッズや
避難時の非常食の備蓄など有事の際に安心です。
屋根があるカーポートがあれば避難時に夜露を凌げ
主流となっている車中泊時も安心です。
災害に強い家づくりで未来を守る
日向市や延岡市は自然豊かな地域ですが
災害リスクが存在します。
1月17日は阪神淡路大震災か30年という節目です。
家族の安全を守り、安心して暮らせる
家づくりを進めるため、地震対策リフォームを
ぜひご検討ください。
当社は、耐震補強から防災設備の設置まで
一貫してサポートし、皆様の大切な家を
災害から守る防災と減災のお手伝いをいたします。
まずはご相談から、安全な暮らしへの
第一歩を踏み出しましょう!
ご相談・お見積もりは無料ですので
お気軽にお問い合わせください。
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