問い合わせてみる

エクステリアとリフォームの
お役立ち情報

エクステリア照明でおしゃれ&安心な住まいを実現!庭・玄関を美しく防犯対策にも

2025/06/29

エクステリア照明は、家の外観を美しく演出するだけでなく、防犯対策にも大きな役割を果たします。

夜の暗闇に潜む危険性から家を守り、安心・安全な暮らしを実現するために、エクステリア照明を効果的に活用しましょう。

この記事では、エクステリア照明の種類や選び方、設置場所のポイント、防犯効果を高めるためのテクニックなど、役立つ情報を詳しく解説します。

 

エクステリアとは??

エクステリアの意味を解説する前に、まずは似た意味で使われることも多い「外構」についてご説明します。

外構とは、門、塀(フェンス)、植栽(樹木)、アプローチ、カーポート、砂利など「建物の外にある構造物そのもの」を指す言葉。

フェンスで外部の視線を遮る、カーポートで雨や雪から愛車を守るなど、機能性が重視されています。

一方、エクステリアとは一般的に「家の外まわりの空間」を示す言葉。

対照的な言葉では、家具や照明などで構成された部屋全体の内装を意味するインテリアが挙げられます。エクステリアもアプローチのデザインや照明で照らされた木々など、構造物(外構)で構成された外まわり全体を意味します。

エクステリア照明の役割

エクステリア照明には、大きく分けて3つの役割があります。

 

美観向上効果:家の魅力を引き出す

エクステリア照明は、家の外観を美しくライトアップし、夜間でもその魅力を引き出します。昼間とは異なる表情を見せることで、住宅の風格を高め、より一層魅力的な空間を演出します。

 

防犯効果:犯罪抑止力を高める

明るい照明は、泥棒などの犯罪者にとって抑止力となります。家の周囲を明るく照らすことで、侵入しづらい環境を作り、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。

 

安全性向上:事故防止に貢献

足元やアプローチを明るく照らすことで、夜間の転倒や事故を防止します。特に、高齢者や子供がいる家庭では、安全性を高める上で重要な役割を果たします。

エクステリア照明の種類

エクステリア照明には様々な種類があります。それぞれの特性を理解し、設置場所に適した照明を選びましょう。

 

【門柱灯】家の顔となる重要な照明

夜間のエントランスを照らすだけでなく、建物の個性を表現します。

 

【ポーチライト】玄関周りを明るく照らす

ドアや調和のとれたデザインを選ぶと品位があり華やいだ雰囲気に。

 

【ダウンライト】アプローチや壁面を照射

薄型の埋込式ダウンライトはフラットですっきりとした印象の玄関軒先を演出します。

【スポットライト】庭木やオブジェを際立たせる

玄関前の植栽やオブジェなどを美しくライトアップし、空間を演出します。

 

【ガーデンライト】庭の景観をより美しく演出

ウッドデッキや地面の上に置いて使えるコンパクトなデザインが多く、目的に合わせて最適な配光タイプが選べます。

  

 

【センサーライト】人の動きを感知して点灯

人の動きを感知して点灯する熱線センサー付きスポットライトは、カースペースや玄関アプローチで点灯し、帰ってきた人たちを優しく迎えてくれます。

 

【フットライト】足元を照らして安全を確保

帰ってくる人を優しく家に迎え入れる大切な光の道標となります。

 

 

エクステリア照明選びのポイント

家の外観を美しく演出し、防犯にも役立つエクステリア照明。

最適な照明を選ぶための5つのポイントを解説します。

 

1.明るさと配光で雰囲気づくり

明るすぎるとまぶしく、暗すぎると足元が危険です。設置場所の広さや目的に合わせて、適切な明るさと配光を選びましょう。

例えばアプローチには足元を照らすフットライト、門柱には全体を照らす広配光の照明がおすすめです。※広配光とは、一般的に約180度程度の範囲を照らすものを指します。

 

2.家の外観に合ったデザインを選ぶ

家の外観と調和するデザインを選びましょう。モダン・和風・ナチュラルなど、様々なデザインがあります。素材や色にも注目して統一感を演出しましょう。

 

3.省エネで環境にも家計にも優しいLED照明を選ぶ

LED照明は消費電力が少なく長寿命なので、交換の手間も省けます。環境にも家計にも優しいので、積極的に選びましょう。

☆光でモノを傷めにくい☆   ☆虫が寄りにくい☆

   

 

4.雨風にも負けない耐久性

屋外で使用するエクステリア照明は雨や風にさらされます。防雨・防塵性能が高い製品を選び、長く安心して使いましょう。「IP〇〇」というコードで表示されているので、確認しましょう。

IPコードは製品の仕様書やカタログまたは製品本体に記載されています。

IPコードの最初の数字は防塵性能、2番目の数字は防水性能となっていて、数字が大きいほど高い保護性能を意味します。

 

5.設置工事のしやすさも確認

照明を設置する場合、配線工事が必要な場合もあります。設置工事の難易度も事前に確認しておきましょう。複雑な場合は専門業者に依頼するほうが安心です。

屋外にコンセントがあるご家庭では、AC100Vの電圧をDC12Vに変換するトランス電源ユニットを設置できます。この場合、電気工事士のような特別な技術は必要とせず、DIYで照明を取付けることが可能です。

 

【LIXILトランス電源ユニット】

プラグレス壁付用トランス電源ユニット・トランス電源ポール・埋設用トランス電源ユニットはAC100V電源に直接結線して使用するため、電気工事士の資格が必要です。

 

 

エクステリア照明の設置場所

エクステリア照明の効果を最大限に発揮するためには、適切な設置場所を選ぶことも重要です。

 

1.玄関アプローチ:安全な動線を確保

足元を明るく照らすことで、夜間の転倒防止に繋がります。段差や曲がり角、特に注意が必要な場所を重点的に照らしましょう。

 

2.玄関ドア:訪問者を確認しやすくする

訪問者の顔をしっかり確認できるよう、玄関ドア付近を明るく照らしましょう。防犯対策にも繋がります。

 

3.庭:植栽やオブジェをライトアップ

植栽やオブジェをライトアップすることで、昼間とはまた異なる幻想的な雰囲気を演出できます。庭の景観をより美しく際立たせましょう。

 

4.駐車場:安全な駐車をサポート

夜間の駐車をスムーズかつ安全に行うために、駐車場全体を明るく照らし、駐車スペースを明確に示す照明を設置しましょう。

 

5.塀:敷地境界を明確に

塀に沿うように照明を設置することで、敷地境界を明確化し、防犯効果を高めます。また、夜間の景観も美しく演出できます。

 

防犯効果を高めるエクステリア照明のテクニック

防犯対策としてエクステリア照明を設置する場合は、以下のテクニックを参考にしましょう。

 

★人感センサー付き照明の活用★

人感センサーは人の動きを感知して自動点灯するため、威嚇効果を高めます。

エスコートスポットライトの熱線センサー有りのものや、ダウンライトやダウンスポットライトなど、人感センサーユニットを取付けて使用するものがあります。

 

LIXIL エスコートスポットライト

LIXIL ダウンスポットライト・DC12V人感センサー

 

 

★タイマー機能を活用した自動点灯・消灯★

在宅・不在に関わらず、決まった時間に点灯・消灯することで、防犯効果を高めます。

 

 

★明るい照明で死角をなくす★

家の周囲に死角を作らないように、複数の照明を組み合わせて設置することが重要です。明るさを十分確保することで居住者の不安も軽減し、エントランス空間の門袖や樹々などの鉛直線を照らすことで、居住者や近隣住人から侵入者の顔を認識されやすく、ほとんどの侵入者が侵入をあきらめるという結果につながることが分かっています。

照明計画なし         床面ライトアップ      鉛直線ライトアップ

  

 

★防犯カメラとの併用★

エクステリア照明と防犯カメラを併用することで、さらに防犯性を高めます。

 

LIXILでは室内からエクステリア空間までしっかり見守ることができるホームネットワークシステム「スマートエクステリア」をおすすめしています。スマートフォンを通して室内やカーポートなど外まわりの様子をカメラ映像で確認したり、音声でやり取りすることもできるので、外出時の不安も解消できます。

まとめ

エクステリア照明は、家の防犯性を高めるだけでなく、安心・安全な暮らしを実現するための重要な設備です。目的に合ったエクステリア照明を選び、適切な設置場所とテクニックで、より快適で安心な住まいを実現しましょう。

 

 

エクステリア・プロではエクステリアライトの展示をしている店舗もございます。実際に商品を手に取り見ていただき、お客様の作りたいエクステリア空間の参考にしていただけたらと思います。

 

※写真提供:エクステリア・プロ日向店

 

 

・LIXIL エクステリアライト美彩→https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/bisailight/

・LIXILエクステリアライトを採用した施工例はこちら

 

施工例