要注意!!夏場の芝生の手入れで除草剤を使われているご家庭は必読です。
「除草剤のいらない人工芝」のお話は次回ということで・・・・
まず
■除草剤の種類もたくさんあります。その特性と注意点を理解しなければ、効果がなかったり、芝生を枯らしたりします。まして小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭では、簡単に除草剤をまけば良いというものではありません。
■芝生の除草剤の種類と時期について、除草剤には、水田や畑で「使用可能」な農薬登録があるものと、「農耕地での使用が不可」なものとがありますので、必ず確認の上でご使用してください。また、雑草の「生育段階」によって使用される除草剤は違ってきます。
■芝生の除草剤の種類について、
※発芽抑制剤…主に種子で増える「雑草が発芽する前」に土壌処理する除草剤を発芽抑制剤といいます。
使用時期→主に3、10月が適期とされます。すでに生えている雑草には効果がありません。きれいに除草した後に散布しましょう。
また、芝生を植えて1年以内の芽が十分詰まっていない時に使用すると芝生に害が出ますので気を付けましょう。
※茎葉(けいよう)処理剤…主に地下茎で増える「雑草が発芽後成長してから」処理する除草剤を茎葉処理剤といいます。
・茎葉処理剤の中でも選択制処理剤といって作物に影響を与えずに「雑草のみを枯らす」茎葉処理剤と、非選択性処理剤といって目の前にある草花、野菜「すべてを枯らす」茎葉処理剤があります。特に非選択性処理剤は、周囲に飛ばす事がないように注意が必要です。
使用時期→主に3、5、10月が適期とされています。特に今後植物を生やさない処理をする時、例えば除草シートなどを敷く前に非選択性処理剤を使用します。撲滅困難な雑草の除草にも大変効果が得られますが、この場合他の植物に付着すると枯れてしまいますので気を付けてください。
必ず何の雑草を処理するのかを把握して適した薬剤を使用しましょう。
■芝生の除草剤の注意事項
※除草剤は容量、用法を守らなければとても危険な薬剤になります。少なくとも以下のことに留意して使用しましょう。
【肌や皮膚につかないようにする】・使用の際はマスク、園芸用メガネ、手袋、帽子、長靴、皮膚の露出部をできるだけ少なくしましょう。
【体調の悪いときは避ける】・体調がすぐれない時は、散布を行うことはやめましょう。
【強風、気温が高い日は避ける】・風の強いとき、日中の気温が高いときの散布はやめましょう。
【風向き注意】・風向きを考え、散布した薬剤が家屋、洗濯物、車、池などにかからないように気をつけましょう。
【幼児やペット】・散布中は幼児やペットが近づかないようにしましょう。
【散布後はよく洗うこと】・散布後は手足などの露出部を石鹸でよく洗い、使用した器具、衣類を洗いましょう。
【河川・下水に流さない】・余った散布剤は、河川、下水等に流さないようにしましょう。
【管理場所に注意】・余った薬剤は、直射日光を避け。密封して幼児の手の届かない場所に保管しましょう。
いかがでしたでしょうか?除草剤はあくまでも最後の切り札ですので、こまめに手取り除草を頑張ってください。
内容は「lovegreen.net」から引用しています。
最近、手入れにお困りのご家庭から、人工芝の問い合わせが増えてきています。
次回 地元にある、人工芝メーカーの優れものをご紹介いたします。