国内の紫外線が年々増えている件
つくばにおける紅斑紫外線量年積算値の観測開始からの経年変化を示す。（気象庁ホームページより）
※紅斑紫外線とは、皮膚に赤い日焼けを生じさせる紫外線のこと
国内における紫外線の量が年々増加傾向にあると
気象庁が調査、発表しています。
<紫外線の被害>
■皮膚への影響
シミやシワ、皮膚がんのおそれ
■眼の影響
白内障、翼状片、紫外線角膜炎
■その他
日焼け色素沈着（サンタン）
皮膚の炎症（サンバーン）
皮膚の炎症・やけどによる免疫低下
環境省のホームページにて「紫外線による健康影響」と記されています。
もちろん紫外線はデメリットだけでなくビタミンDの生成する効果もあり
適度に日（紫外線）を浴びる事も必要です。
人は紫外線の浴び過ぎにより皮膚が赤みを帯びたり
何より、熱を感じるので紫外線を浴びる量を調節できるのですが
住宅や車などは人の手で紫外線対策を行う必要があります。
日頃はあまり意識しないものですが
紫外線を浴び続ける事で住宅や車も劣化の要因の一つとなりますし
外干しの洗濯物などは気付かない内に
「生地の日焼け」
「生地の損傷」
と言う被害も生じてしまいます。
｜紫外線対策が可能な住宅設備「ポリカーボネート」
あまり耳慣れない素材だと思いますが
「ポリカーボネート」は
強度がガラスの200倍以上とも言われており
頑丈な特性を活かし航空機や防弾ガラスなどに利用されています。
強度が高く、頑丈と聞くと「硬い」イメージを持ちますが
ポリカーボネートはプラスチックの一種と言う事もあり弾力性があり柔軟性を備え
加工のし易さも相まって、最近では広く利用されるようになりました。
表面を特殊コーティングした「ポリカーボネート」は
紫外線もほぼカットし、熱線（近赤外線）も防ぎ温度上昇を抑えてくれます。
【カーポートで利用する場合のメリット】
強度が高い屋根と言うことで
台風などの強風時に飛来物から愛車を守るのはもちろん
紫外線から車のボディや車内のシートの劣化や色あせから守り
夏場の危険を感じる程の高温の車内温度からも守ってくれる大きなメリットがあります。
【テラス屋根で利用する場合のメリット】
洗濯物を外干しする場合はUV加工されていない衣服に
紫外線からのダメージを抑える効果がありますし
時期や角度によっては室内に降り注ぐ日差しによる
室内の温度上昇を抑える効果が期待でき
夏場などはエアコンの稼働を抑える事にも繋がります。
カーテンやフローリングやカーペットに対しては日焼け対策にもなりますし
樹脂製のサッシや家具、フローリングは紫外線や熱による劣化や被害も軽減してくれます。
※ 全光線透過率：明るさの目安です。値が大きいほど明るくなります。
※ 熱線カット率：熱さの元となる熱線を遮る目安です。値が大きいほど温度上昇を軽減します。
※1 素材の特性上、見る方向によって色味が異なって見える場合があります。
※2 熱線吸収ポリカーボネート クリアマットSは、やや青みがかったパネルです。
※3 耐衝撃強度です。
佐賀県の中でも佐賀市や小城市や神埼市などは
東西に長い佐賀平野と南に位置する有明海と言う環境から
日光（紫外線）を浴びる時間も長く、近年は台風などの猛威から
強度と紫外線に強いポリカーボネートや
太陽の日差しによる温度上昇に対抗できる熱線吸収ポリカーボネートを採用するには
非常に適した地域だと思います。
エクステリア・プロ西佐賀店では
先日、熱線吸収ポリカーボネートを屋根材にしたテラスを施工しました。
こちらの現場はテラス屋根に相性が良い
ウッドデッキとトータルでお庭へのアプローチ工事をお手伝いさせて頂きました。
ウッドデッキは人工木の「樹ら楽ステージ」で
この組み合わせは相乗効果も高く息の長い住宅設備として
非常に良い選択をされたと思います。
来年の日差しの強い夏場の時期に効果が実感できるのではないかと思います。
カーポートやテラスも形やデザインだけでなく
屋根の素材で機能や意味、そして用途が変わって来ます。
目的やご要望、お悩みや実現したいライフスタイルについて
細かくお話し頂けますと、理想の住まいに近づきます。
小さな事でもご質問、ご要望ください。
色んな商品やアイデアで期待に応えるリフォームをお手伝いさせて頂きます。
エクステリア・プロ西佐賀店
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