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2021.06.16「線状降水帯」発生は危険信号 | 水害から少しでも家を守る

水害、洪水、線状降水帯、佐賀


「線状降水帯」は危険信号


気象庁は2021年6月17日から新たな

防災気象情報を発表するとのことです。

新たなワードは

線状降水帯、外水氾濫、内水氾濫、佐賀

 

「線状降水帯」と言うワードがテレビやラジオから耳にした際は

「予測」ではなく

発生

いわゆる結果、現在進行形

になるとのことです。

地震速報と同じく「線状降水帯」に該当する地域にいる場合は

ただちに避難を行うことが必要です。

自治体からの避難指示と同じレベルであるとのことで

周りの状況を確認し「危機感」を持って安全に行動を取ることを考えてください。

前述したように線状降水帯は早期に発見「予報」や「予測」が出来るには至っていないようですが

2030年を目標にまでには予測が立つよう研究開発と観測強化が行われているようです。

 


近年の線状降水帯による被害


2019年8月に発生した佐賀の牛津川・松浦川が氾濫し洪水が発生した際も

秋雨前線の影響で線状降水帯が発生し観測史上1位を更新する大雨による

甚大な被害が発生しましたが

近年の大雨、豪雨による水害は同じく線状降水帯の発生が起因しています。

 

2014年広島豪雨

2015年関東・東北豪雨

2017年九州北部豪雨

2018年西日本豪雨

2020年熊本豪雨

 

いずれも線状降水帯の発生が大きく影響しています。

 


線状降水帯とは


温かく湿った空気で生まれた積乱雲が

同じ場所で次々と発生し

その場で連続して断続的に大雨が降り続く事を言います。

つい先日まで「ゲリラ豪雨」と言うフレーズを耳にしていました

一昔前だと「にわか雨」と表現され、一瞬で大粒の雨が降り注ぎ

そうかと思いきやあっという間に晴れる

夏の風物詩的な一過性の雨と言われてましたが

線状降水帯は一過性のものではなく

ゲリラ豪雨が連続して発生し、その場に居座っているように感じる状態と言えるので

降った雨の量と、処理できない雨量により

洪水や川の氾濫が発生することになります。

 


水害・洪水が起こる根本原因


昔は、雨や川は海に流れるのに

なぜ洪水が起こりいつまでも水が引かないのだろうと思っていました。

水害や洪水が起こる「氾濫」には2つの原因があります。

 

外水氾濫

内水氾濫

 

外水氾濫とは河川が氾濫することです。

河川に山から流れてきた土砂も含まれ

水が引いた後も、泥水が溜まり処理に時間を要する事があるようです。

内水氾濫とは雨量の多さに整備された排水施設が処理速度を上回り

下水道や側溝などの水が地表に上がってくる状況の事を内水氾濫と言います。

2019年の佐賀の水害は

「内水氾濫」と牛津川と六角川の「外水氾濫」が同時に発生したことで

死傷者も出す甚大な被害となったようです。

 


氾濫の対処法


線状降水帯の発生や外水氾濫や内水氾濫の恐れを感じる大雨には

命を守る避難が一番重要です。

減災と言う面では

「水のう」による被害を抑える対策をおすすめします。

前述した「内水氾濫」は排水処理が出来ない状況と書きましたが

排水処理と言われる下水管は家を繋がっています。

お風呂やトイレ、洗面所など下水に繋がる管から逆流する恐れがあります。

その際に役立つのが「水のう」

水のう、内水氾濫、佐賀

 

一般的に、大雨による土砂災害や洪水、床下浸水などで

流れてくる、押し寄せてくる水を食い止めるには

「土のう」をイメージされるかたも多いと思いますが

大雨が降ってきて「土のう」を準備するには

時間とかなりの労力を要してしまいます。

また、ご高齢の方には土のうを準備するには逆に危険だと思います。

「水のう」は、専用の袋もありますが

ゴミ袋を2重か3重にして水を入れ、固く結び口を締める事で完成します。

ご自宅にゴミ袋は常備されているとかと思いますし

日常で使うものなので、どこに置いてあるかも把握できるので

有事の際も効率良く準備が出来るのではないでしょうか。

この「水のう」を

下水が逆流してくる箇所(下水管と繋がる部分)

トイレや洗濯機の排水口、お風呂などに栓をするように置き逆流を防ぎます。

避難をして、家に戻ってきた際にも、逆流による被害を軽減できますので

減災として役立つ「水のう」を覚えておいてください。

「土のう袋」へ土を入れる労力と、そもそも入れる土が無い、と言う理由や

隙間なく土のうを敷き詰める事が意外と大変だと言う事

災害後の土のうの後処理、と言う点を考えても

「水のう」の利便性や効果は期待できます。

床上浸水への対策にも効果がある事例もあるようです。

大きめのビニール袋と、ホースがあるご家庭であれば

ご年配の方でも「水のう」を作り対策が出来ると思います。

 

事務所や工場、店舗を営む法人企業向けには

強固な止水板(防水板)を入口に設置することをおすすめします。

 

止水板(防水板)

止水版、防水版、浸水対策

 

特徴としては

アルミ製の止水板(防水板)なので軽くて簡単に設置が可能です。

フレーム(枠)部分はステンレス製なのでサビなどの耐食性に優れて長く利用できます。

浸水時に甚大な被害にあいやすい地下室や地下駐車場に設置しておくと安心です。

工場にも設置しておくと、精密機械を守り、油など2次災害を防ぐことで

被害を抑える事に繋がり近隣の皆様へ配慮した対応策となります、

形状やサイズも複数あります。

詳しくはお問い合わせ下さい。

 


水害に見舞われた際


①被害の状況を写真に撮っておいてください。

保険や罹災証明書を取得する際に必要になると思います。

建物の外と中、同じ個所でも異なる角度から複数枚写真を撮りましょう。

浸水時はメジャーなどを当てて実寸を計測するなど

可能な範囲で被害が分かりやすい写真を撮る事をおすすめします。

②罹災証明書を役場に届ける

被害によっては公的支援を受けられるかもしれません。

地域一帯が甚大な被害となった際には

手続きや調査の遅れも予測されますので①の写真が役立ちます。

③片付けはゆっくり、助けを借りて

夏の暑い時期、冷房設備も被害にあっていると思います。

片付け時にはケガや粉塵や匂いなど、危険な場所になり

軽装ではなく、長袖や長ズボンなど重装備になります。

ボランティアの方たちの助けを借り

ゆっくりと後片付けを行い、体力の消耗を抑えましょう。

④カビやウイルスに気を付ける

水害により、浸水した畳や家具など

乾燥させ、しっかりと泥を除去しましょう。

気温の上昇はカビの繁殖を助けます

また、畳が被害にあってなくても

床下に泥水や土砂が溜まったままだと危険です。

かならずチェックして消毒をしましょう。

 


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